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「障害のある人たちのアート活動の可能性〜福祉をかえる『アート化』セミナー佐賀2013」に登壇します!

maru lab.さんからお声をかけてもらい「福祉をかえる『アート化』セミナーin佐賀」、新潟に続いて話をする機会を頂きました。
新潟でのセミナーも、ぼく自信が勉強をしに行くようなものなので、いろいろ「吸収」してきたいと思います。九州だけに…(ΦωΦ)

新潟でも佐賀でも、話の中心に来るのは「ひらく」ことでのドタバタ劇と、アートスペースの役割と機能・しくみについて、あとはやっぱり「なぜ、地域/コミュニティの中で」という部分になると思います。
(たぶん…まだ発表の準備が全然、進んでいないので分かりませんが(-_-;))

きっと業種内外、立場も様々な方が来ると思います。
ましてや、発表者のぼくより先輩でバリバリ現場&経営やってる人がほとんどだと思いますので…。
ツッコミ、ご意見・ご感想、叱咤激励…大歓迎!という感じで胸を借りるつもりで臨みたいと思います。
宜しくお願い致しまーす!

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詳しい内容、お問い合わせ先は以下より。

開催主旨
近年、障害のある人たちの表現活動が全国各地で注目されています。
1990年代後半より、各地の福祉事業所等が中心となって、障害のある人たちの作品を紹介する展覧会や、表現活動をサポートする人材育成のセミナーなど、既成の「福祉観」「障害観」「教育観」といった価値観を柔軟にするための活動が行われてきました。
そのような動きが広がり、2000年中盤よりアート作品を商品展開する動きに発展し、オリジナルの商品展開として進めている事業所や、表現作品を企業とつなぎ、障害のある人たちの仕事を創出するNPOなどの中間支援団体も生まれています。
障害のある人たちの表現活動は、安心・安全の次なるステージとなる「幸福を追求する」ことへつながります。生きる力を育てるアートの力、“生きがい”“働きがい”といった労働の尊厳を考えるために、全国各地から先駆的な活動をおこなわれている講師を招き、参加者のみなさまと学び合う場をつくります。
本セミナーは、単なる「障害者支援」ではなく、「アート」や「福祉」を通じて“違いを認め合う”関係を佐賀(九州)に根付かせることを目的とし、障害のあるなしにかかわらず、豊かに暮らすことを支える「アート」の可能性を学び、参加者の方々の今後の活動に活かしていただくことを目指したセミナーです。
表現活動を通した新しい「文化」「福祉」の創造に関心のあるみなさまのご参加をお待ちしています。

開催概要
【開催日】2013年11月24日(日)
【時 間】10:30~16:50(10:00より受付)
【会 場】佐賀市立図書館 多目的ホール(2F) 佐賀市天神3-2-15 TEL:0952-40-0001
【参加費】無料
【定 員】80人 ※要事前申込み・申込み先着順
【対 象】福祉事業所/作業所職員、美術関係者、教育関係者、行政職員、学生、アート活動に興味のある方など
【主 催】佐賀県 文化・スポーツ部 文化課

講演・事例報告・分科会内容
基調講演 「福祉をかえるアートの可能性」
播磨靖夫 財団法人たんぽぽの家 理事長(奈良県)
近年各地で盛んに取り組まれるようになった障害のある人たちの表現活動は、「福祉」「アート」という既存のジャンルを越え、社会に新しい価値観を提案する可能性を持っています。市民が主体となり、多様なネットワークから文化を形成する「エイブル・アート・ムーブメント(可能性の芸術運動)」、その実践と発信の場である「たんぽぽの家」の活動。それぞれの活動がムーブメントからビジネスへと展開するプロセス、人育てや仕組みづくりについて、「私たちは社会とどう向き合うか」という根本的な視点からお話しいただきます。

実践報告 「福祉をこえたアートの可能性」
報告1 「障害のある人とアート〜夢を支える」(30分)
山下完和 社会福祉法人やまなみ会 やまなみ工房 施設長(滋賀県)
「やまなみ工房」に通う60名の障害のあるメンバーには、「これをすることが私の幸せ」があるそうです。粘土・絵画・刺繍などの表現作品は海を越え、海外の展覧会でも高い評価を受けているなか、サポートするスタッフは制作指導という関わりではなく、障害のあるメンバーひとりひとりと向き合い、安心して自分を表現できる環境づくりを一番大切にされています。そのような考えに至った経緯と事例をご紹介していただきます。

報告2 「コミュニティの中でアートスペースをひらく」(30分)
武捨和貴 NPO法人リベルテ 理事長(長野県)
「NPO法人リベルテ」は、“障害のある人たちと何気ない自由や権利を尊重していける社会や人、関係づくり”を目的に、今年4月に設立されました。障害のある人たちの表現活動や創作活動を通じて、地域との接点を構築していく「拠点」として事業を展開していこうとしています。人々を緩やかに巻き込みながら、生きづらさを抱えていても楽しみや生きがい、仕事や役割、そして当然と生活ができる社会の構築に向けて試行し始めたプロジェクトをご紹介いただきます。
選択プログラム「実践 障害のある人たちとのアート活動の進め方」(各105分)
分科会A 「施設でのアート活動の取り組み方」
山中理恵 社会福祉法人手をつなぐ育成会 ひまわりパーク六本松(福岡県)
2005年より清掃作業に従事していた利用者の余暇としてアートに取り組み、2012年4月に障害福祉サービス事業所「ひまわりパーク六本松」として新たにスタートし、アートを作業の位置づけで活動されています。展覧会での発表やオリジナルグッズ制作販売及び、中間支援団体からの依頼を受け、企業とのコラボ商品に発展されています。障害のある人たちと社会をつなぐツールとして、アート活動に取り組まれた動機をはじめ、制作に必要な画材や備品、サポートのノウハウを参加者のみなさまと学びます。

分科会B 「魅力を引き出す制作 魅力を伝えるアウトプット」
中津川浩章 美術家/工房集 アートディレクター(神奈川県)
障害のあるなしにかかわらず子どもから大人まで、さまざまな人を対象としたアートワークショップを展開されている美術家としての経験から、「表現とはなにか?」を参加者と共に考えます。後半はアートディレクターとしての立場から、実際の壁面と絵画作品を使って、作品をアウトプットする展示のノウハウを学ぶグループワークショップを行います。

分科会C 「障害のある人たちのアートで新たな“しごと”をつくる」
柴崎由美子 エイブルアート・カンパニー 本部・東京事務局/NPO法人エイブル・アート・ジャパン 代表理事兼事務局長(東京都)
2007年に設立された「エイブルアート・カンパニー」。従来までの障害のある人たちのアート作品を仕事に展開するために、作家の発掘・プロモーション・営業・ブランディングなど、どのように社会へアプローチしたのかをお話しいただきます。また、アート作品を仕事に展開する際の作品管理・価格設定・著作権などについて学べる場をつくっていただきます。

お問い合わせ・お申し込み先
maru lab.(NPO法人まる)
〒815-0041 福岡市南区野間3-19-26
TEL:092-562-8684 FAX:092-562-8688
E-mail marulab@maruworks.org

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