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あたたかい家と暮らしを彩る物たちーアール・ブリュットの尽きせぬ魅力ー

茶房 読書の森からお誘い頂き、この度、展示会へ出展します。
社会福祉法人松花苑みずのきの堀田哲明さんの展示と一緒に、リベルテに所属していた井出勝利さんの作品を中心にリベルテのメンバーの作品を展示させて頂きます。
オープニングイベントでは、美術家の田島征三さんとみずのき美術館ディレクター奥山理子さんがアール・ブリュットについてトークをされるそうです。
美術家の田島征三さんといえば「とべバッタ」や新潟で行われている越後妻有大地の芸術祭で、「鉢」という小さな集落に残る旧小学校校舎を住民の人たちと一緒に小学校を丸ごと絵本にした「絵本と木の実の美術館」として発表するなどの活躍されている方です。
なんと作品がフランスはパリのアルサンピエール美術館「アール ブリュット ジャポネ展」に出品もしています(!)

奥山理子さんは、2012年に会館したみずのき美術館ディレクターです。
現在、みずのき美術館では、日本財団アール・ブリュット美術館合同企画展「TURN – 陸から海へ – 」が開催されているそうです。
みずのき美術館は、アール・ブリュット作品を紹介することを基本に据えた美術館として、真の幸福について考え、その答えの手掛かりを「アール・ブリュット」から探る場所として開館した美術館とのこと。

ちょっとビビるラインナップの中ですが、このタイミングで井出さんの作品を飾ることができるのはきっとスタジオライト、リベルテとしても意味のあるものになるでしょう。

どうぞ宜しくお願い致します!
以下、チラシの情報です。

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『あたたかい家と暮らしを彩る物たちーアール・ブリュットの尽きせぬ魅力ー』
会期 2015.1.10-3.29  会場 茶房 読書の森

主催 NPO 法人虔十公園林の會
お問い合せ・連絡先 長野県小諸市大字山浦5179-1
電話 0267-25-6393 kp2y-yd@asahi-net.or.jp

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オープニングトークイベント「田島征三vs 奥山理子対談」
2015.1.10 13:00~(無料)

田島征三
美術家 絵本作家
1984年に滋賀県にある福祉施設信楽青年寮の作品に出会い、アール・ブリュットの世界に深く共感。その魅力について書いた著書に『不思議の国のアーティストたち』(1992)がある。またアール・ブリュットの作家達の日常を描いた映画『まひるのほし』では、撮影監督を務めた。2012年、「踊る細胞~田島征三とアール・ブリュットたち』展で、アール・ブリュット作品とのコラボレーションを行なう。

奥山理子(おくやま りこ)
みずのき美術館ディレクター
1986年生まれ。母の障害者支援施設みずのき施設長就任に伴い、12歳よりしばしば休日をみずのきで過ごす。
2007年以降の法人主催のアートプロジェクトや、みずのきの農園活動にボランティアで従事した後、みずのき美術館の立ち上げに携わり、現在企画運営を担う。企画した主な展覧会に「北山善夫『生きるための主題』展」(2013年)、「ayubune~舟を作る」(2014年)、「共生の芸術展『DOOR』」(2014年)など。

アール・ブリュットの作家達の描く物はみな、私達の生活に親しいものばかりです。だからなおのこと愛しい。心安んじている生活のなかでひたすらに描かれた作品がまた巡って来て私達の生活に潤いをもたらしてくれます。今回は、彼らの住まいそのものではないかと思える堀田哲明さん(京都府亀山市)のお家の絵と身の回りの生活雑貨を丹念に描く井出勝利さん(上田市)の絵を中心にNPO 法人リベルテさんの作品をご覧頂きます。この事業は「長野県共同募金会」の配分金によって行なわれます。
NPO 法人虔十公園林の會 依田 雄

障害者支援施設” みずのき”

みずのき美術館
みずのき美術館は2012 年10 月に開館しました。障害者支援施設” みずのき” という、重度の知的障害のある人たちが暮らす入所施設が運営しており、「アール・ブリュットを紹介する」または「アール・ブリュットについて考える」ということをコンセプトとしています。
みずのき美術館 京都市亀岡市北町18 TEL 0771-20-1888

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